約 1,746,096 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5915.html
ドラクエ7(漫画版)からメディルの使いを召喚 ゼロの使い-01 ゼロの使い-02 ゼロの使い-03 ゼロの使い-04 ゼロの使い-05 ゼロの使い-06 ゼロの使い-07 ゼロの使い-08 ゼロの使い-09 ゼロの使い-10 ゼロの使い-11 ゼロの使い-12 ゼロの使い-13 ゼロの使い-14
https://w.atwiki.jp/ruugle_sennsei/pages/175.html
集合時間は13 30 M田は暗転 H田はかまってちゃん Gはカオス T山は犯人 ジャイロは消耗品 小学生にジャイロが流行る 結論:愚者の日常
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/35.html
「ハハハハハッ!いつまでもつのかな?」 左右から人形が迫る 「くっ」 エピタフで予知していたので一体を右腕で殴り破壊。二体目の攻撃を回避 「エピタフ!」 次の予知、その予知は 「後ろ三体!」 右腕のチョップで一気に三体倒す。だがこのままだと 「・・・消耗戦になってしまう・・エピタフ!」 事実、本体であるギーシュに詰め寄れない。詰め寄ろうとしても何体もの人形が邪魔をするのだ 「右二体前一体・・ここ!」 左後ろに下がり瞬時に 「エピタフ!」 未来予知を使う。その結果 「・・・囲まれた?!」 「こうも簡単にその敷地に来るとはね。今まで君を相手にしていたワルキューレたちは陽動さ」 「まずい・・・!」 周囲の土から現れた人形、数にして八体 ドッピオは右腕を使い回転して周囲の八体を薙ぎ払う様に倒す 「エピタフ!」 次の予知を行うが 「・・くっ」 さっき倒さずにいた三体の人形の攻撃、前、右、左 ドッピオは右腕を地面に打ち後方に下がろうとするも ドガッ! 「ぐっ・・・?!」 後ろの何か・・・いや、青銅の鎧人形にぶつかってしまった 「言っただろう?今まで君を相手にしていたワルキューレたちは陽動と その三体は今までのワルキューレじゃないかな?」 「しまっ・・」 ドゴォッ! しまったと言い切る前に殴り飛ばされる それは計算されたのかギーシュ手前の二、三メートルまで飛ばされた 「・・・ゲホッ」 「ここでさっきの愚行を改める・・・土下座して謝るって言うならもう終わらせてもいいけど」 「・・・れが」 「・・・よく聞こえなかったなーもう一度言ってくれないかな?」 「・・だれが貴方なんかに謝りますか・・・!」 ドッピオは少しギーシュに対して不満を持っていました。二股もさることながらルイズを小ばかにした態度が気に入らなかったのです 「ふーん、じゃあその考えを改めるまで・・・」 ドッピオに杖を突きつけギーシュは 「僕のワルキューレたちのサンドバックになるがいいさ!」 ドッピオは瞬時にエピタフを使い対応しようとしますが 「やめて!!」 その声にさえぎられたのです 午前の授業を終えたルイズは一度部屋に戻りました ドッピオに昼ごはんを与えるためドッピオを探していたのです ですが 「部屋にもいないなんて・・掃除は綺麗にやってるみたいね まったく主人をほったらかして何をやってるのかしら。あの使い魔は」 少々ルイズは怒っていました。自分の使い魔が自分にまったく干渉しようとしないのですから 「本当にどこに行ったのかしら」 「お困りのようね。ゼロのルイズ」 と、急に自分のあだ名で呼ばれたルイズ。ルイズ自身は分かっている。この声の主が 「何の用かしら?ミス・ツェルプストー」 「いえ、貴女が一度使い魔に脱走されたなんて聞いたので 今回もまたそういうことになってるんじゃないかと思って」 「余計なお世話よ。大体実際に脱走はしていないし今回だって違うわ」 「そうかしら?あんないかにも体力より頭脳って感じの・・ドッピオだっけ? そんなのに掃除洗濯任せてたらいやになるのも当然よ」 「う・・・」 その事に関してはルイズも同意見でした。まだ上手くやっていますがいつ放り出してしまうか 少しルイズも不安でした 「だ、だからってここ以外に住めるところなんてこの辺には無いし 野生のクリフォンやドラゴンが出てくるのよ?無用心に出て行くなんて」 「それを貴女の使い魔は知っているのかしら?もしかしたら」 ルイズは少し冷静になり考えたら恐ろしいことが浮かびました 「・・・ドッピオが死んじゃうかもしれない?」 「そうなるかもしれないわね」 「だったら急いで探さないと!」 ルイズは自分の家名に泥がとか使い魔が脱走した上に見殺しで自分の評価が下がるとか言うのは考えませんでした 二日とは言えど自分の世話をしてくれた彼が見殺しになるのがなぜか嫌でした 「そう、じゃ頑張ってね」 「ちょっとアンタも手伝いなさいよ」 「嫌よ、何で人の使い魔の問題を抱えないといけないのよ」 「こうして話をしてロスした分の時間そのくらい手伝ってもらわないといけないわ」 「・・・ハア、仕方ないわね」 こうしてドッピオを探すために廊下を走り回るルイズとキュルケですが一人の生徒と会いました 「ゼロのルイズとミス・ツェルプストーではないですか。どうかしたんですか?」 少々ルイズはムッとしましたが今は気にしてられません 「丁度いいわ。コイツの使い魔がどこにいるか知らない?」 「ゼロのルイズのですか?そういえば今すごいことになってますよ 何でもギーシュと決闘をするだとか」 「何ですって?!」 「・・それはどこでやっているのかしら」 「確か中庭だったと思いますよ」 「急ぐわよ!ルイズ!」 「ええ!」 予想していたことより厄介なことになりました たとえドッピオが勝ったとしても貴族を侮辱した罪などで起訴されれば死刑になってしまう それにドッピオのような平民が貴族・・魔法を使えるものに敵うわけが無い そう思って中庭に来たルイズとキュルケでしたが 「嘘・・・」 「・・すごい」 予想していたようにはなっていませんでした ドッピオはギーシュ相手に戦えていました ギーシュのワルキューレがどこから来るのか分かっているかのように攻撃を回避し 自分たちに視えないなにかでワルキューレたちを倒していきます 「嘘・・・貴女の使い魔って平民よね」 「ええ・・魔法は使っていないはずよ。杖持ってないし」 魔法使いには必須の杖を持たずに不可視の何かでワルキューレを倒していくドッピオ 「・・・でも、もう終わりのようね」 「え?」 「ギーシュのほう、よく見なさい」 「・・まさか」 ギーシュは笑っていた 自分の魔法が平民であるはずのドッピオに敗れているはずなのに笑っていた 「ギーシュの奴、何か罠を張ってるわよ」 「あ?!」 突如ドッピオに現れる八体のワルキューレ、だがドッピオはそれを薙ぎ倒す 「積みね」 そこからさらに前進して来たワルキューレから離脱しようとして後ろのワルキューレにぶつかってしまった ドゴォッ! 「あ?!」 鈍い音が響きました。それを周りの人は笑いながらや見ていられないように見ています 「・・・ギーシュ、加減をしてないわね。骨までイったんじゃないかしら」 「そんな・・・!」 「ここでさっきの愚行を改める・・・土下座して謝るって言うならもう終わらせてもいいけど」 ギーシュの言葉でした。ルイズは (もうドッピオは戦わない。何が目的でやったか知らないけどこれだけひどい傷を負えば) そう考えていました。いや、だれもがそう考えていたでしょう 「・・だれが貴方なんかに謝りますか・・・!」 ですが、その考えはもろくも打ち破られました 周囲の人は静かでした。笑いや同情もなく、ただその場で立ち上がろうとするドッピオを見て・・見守っていました 「ふーん、じゃあその考えを改めるまで・・・」 ドッピオに杖を突きつけギーシュは 「僕のワルキューレたちのサンドバックになるがいいさ!」 と言いました。その一言で 「あ、ちょっとルイズ?!」 ルイズのスイッチが入りました 6へ
https://w.atwiki.jp/bambooflow/pages/237.html
ジャイロonテーブル 昔、テレビで、人がターンテーブルの上に乗って、回した自転車の車輪を手に持ってどうなるかという実験をしているのを見たことがあります。 結果としてはジャイロ効果でターンテーブルの上で人が回ります。 面白そうなので、それを再現してみました。 test_gyroscopics_on_table.zip "a":トルク加算(+10) "d":トルク減算(-10) プログラムはそれほど難しくないです。 ボディ(Box)を用意FixedJointにより固定 ターンテーブル(Cylinder)を用意ヒンジにて、固定されたボディとターンテーブルを接続 ジャイロ(Cylinder)を用意ヒンジにて、ターンテーブルとジャイロを接続
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/8696.html
覚醒前 時空の回転ジャイロ VR 火/自然 7 5000 ヒューマノイド/アーク・セラフィム/ナイト ■自分が呪文を唱える時に払うコストは2多くなる。 ■自分が唱える呪文は全て「ナイト・マジック」を得る。 ■覚醒-そのターン、4つ目の呪文が唱えられた時、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。 覚醒後 鉄球の覚醒者ジャイロ・ツェペリ VR 火/自然 14 9000 ヒューマノイド/アーク・セラフィム/ナイト ■自分が呪文を唱える時に払うコストは3多くなる。 ■自分が唱える呪文は全て「ナイト・マジック」を得る。 ■このクリーチャーがタップされた時、このターンに唱えられた呪文の数だけアンタップしてもよい。 ■W・ブレイカー (F)もっとクセを出して走れ! 作者:こもり 自分もネタをひとつ。ジョジョの中でも一番好きなキャラです 収録 「回帰編」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1654.html
空賊に捕らえられたセッコたちは、船倉に閉じ込められた。 元の船の乗組員たちはそのまま船の曳航を手伝わされているらしい。 セッコは剣を取り上げられ、ワルドとルイズは杖を取り上げられていた。 周りには砲弾やら火薬樽やら酒樽やら様々なものが雑然と置かれている。 ワルドはそれらを興味深そうに見て回っていた。 考え事をしていたルイズが、暇そうに寝転がっているセッコに向かって声をかけた。 「ねえ、こっそり外の様子を見てきてくれないかしら」 「こっそりは無理だ。」 「なんでよ?」 ワルドが代わりに答えた。 「扉の外に看守がいるし、他にも見張りはいるだろう」 いや、そういうことじゃねえんだけどな。 ワルドに聞かれたくなかったのでルイズの傍に寄る。 (壁や床が、薄すぎる。中に隠れられねえし、通った後に少し穴が残る。) 「そう、困ったわね。なんとかならないの?」 (部屋から部屋へ渡り歩いて一人残らず死体にするぐらいならできるぜ? ホラー小説みたいによお。) ルイズの顔が引き攣った。 「あのね、セッコ?」 「なんだよお。」 「それは、絶ッッッ対、絶対に!駄目!」 面白そうだと思ったのになあ。 その大声に、あたりを調べていたワルドが戻ってきた。 「落ち着くんだ、ルイズ。僕たちはずいぶん丁重に扱われているぞ」 「杖を取り上げられて船倉に押し込まれてる、これのどこが丁重なの?」 珍しくワルドが正しい。気がする。 「だよなあ、ルイズはともかくよお、おっさんとオレが拘束の必要もない病人や子供に見えるかあ?」 まあ、オレに物理的拘束は意味ねえけどな。 「セッコ、ちゃんとワルドのこと名前で呼びなさいっていったでしょう。 ・・・でも、言われてみればおかしいわよね」 ワルドが言葉を続ける。 「それも不自然ではあるが、この部屋には火薬まで貯蔵してあるようだ。 確か、今のアルビオンでは火薬や硫黄が、黄金かそれ以上の価値があるのではなかったかな? もし、僕たちが自爆したらどうなるんだろうね」 「オレはまだ死にたくねえぞ。」 考えるのが面倒になってきたので再び寝転がる。 ワルドとルイズも腕を組んで首を捻った。 その時、突然扉が開いて痩せぎすの空賊が姿を現した。 「頭が、直々におめぇらを尋問したいとさ。」 なんだそりゃ?身代金を取るために家名でも聞くのかあ? ルイズが泡を飛ばして突っかかる。落ち着け。 「空賊風情が、貴族に聞きたいことなんてあるのかしら?」 「細かいことはお頭に聞いてくれ。俺たちも仕事なんでねえ」 そう言って男は笑った。 「いいじゃないか、ルイズ。直接交渉できるならこれほど楽なことはないだろう」 ワルドがルイズを制した。 とりあえず、様子を見るべきかなあ。 狭い通路を通り、細い階段を登り、三人が連れて行かれた先は立派な部屋だった。 どうやらそこがこの空賊船の船長室らしい。 扉が開くと、豪華なディナーテーブルがあり、一番上座に眼帯を着けたヒゲ面の派手な男が腰掛けていた。 大きな水晶のついた杖を持っている。 頭の回りでは、ガラの悪い空賊たちがニヤニヤと笑って、入って来たルイズたちを見つめている。 入り口のそばにいた一人が声をかけてきた。 「おい、お前たち、頭の前だ。挨拶しろ」 しかし、ルイズはそれを無視して頭を睨む。 「失礼ね!聞きたいことがあるならそっちから挨拶しなさいよ!」 頭はにやっと笑って言葉を返した。 「気の強い女は好きだぜ。子供でもな。さてと、なら本題に入ろうか」 「何よ」 「実を言うと俺たちはな、貴族派の密命で、アルビオンに入る連中を監視してるんだよ。 貴族がこの時期のアルビオンに行くからには何かあるんだろう?旅行なんて言い訳は無しにしようや」 「そう、つまりこの船は反乱軍の軍艦なわけね?」 「いいや、それは違うな。俺たちはあくまで空賊。対等なビジネスさ」 「空賊と手を結ぶなんて本当にアルビオンの反乱軍は屑ね。 わたしはアルビオン王党派、いえ、アルビオン王家への使者よ。 曲がりなりにもあなた達が軍と対等な関係というのならば、大使としての扱いを要求するわ」 「なにしに行くんだ?あいつらは、明日にでも消えちまうよ」 「まだ、敗北宣言はしてないでしょう?それに、何のために行くかなんてあんたらに言うことじゃないわ」 頭は、妙に楽しそうな様子でこちらを見ている。そしてルイズに言った。 「成る程な。まあ俺たちはそんな重箱の隅みたいなことまでは気にしてねえさ。 金が入ってくりゃあそれでいいんだからな。ところで、今からでも貴族派につく気はないかね? あいつらは、メイジを欲しがっている。礼金もたんまり弾んでくれるだろうよ」 ルイズは少し震えながらも、胸を張って答えた。 「死んでもイヤよ」 セッコはその様子を見ながら思った。こいつは、本当に強情な奴なんだなあ。 ・・・確かフーケの時もこんなだっけなあ。 その精神構造は基本的に自分優先のセッコにとって納得できるものではない。 だが、“主”として信念を決して曲げないのは多分いいことなんだろう。 少なくとも、ワルドやアンリエッタよりはいくらかマシに違えねえ。 ワルドのほうを伺うと、神妙な顔で“頭”を見つめている。相変わらずよくわからねえ奴だ。 「もう一度だけ言う。貴族派につく気はないかね?」 大きく息を吸い、胸を張りなおしたルイズより先に、いい加減イライラしていたセッコが罵声を上げた。 「つかねえって言ってんだろうがよお。 どうしても寝返らせてえなら、腕を切り落とすなり今ここで現金積むなり 無理矢理従わせりゃあいいじゃねえか!オメーら訳わかんねえよ!何がしてえんだあああああ!」 「ちょ、ちょっとセッコ気持ちはわかるけど落ち着きなさい!」 ルイズが慌てて止める。それと同時に“頭”がセッコのほうをじろりと見た。 「貴様はなんだ?」 「使い魔だがよお、それがどうした」 「・・・使い魔?」 突然、頭が大声で笑い始めた。 「トリステインの貴族は、気ばかり強くって、どうしようもないな。まあ、どこぞの国の恥知らずどもより、何百倍もマシだがね」 言いつつ立ち上がる。セッコはいきなりの変貌を観察した。 ワルドとルイズも顔を見合わせている。 「いや、実に失礼した。貴族に名乗らせるなら、こちらから名乗らなくてはな」 頭はそう言うと、突然顔のパーツを剥がし始めた。 いつの間にかニヤニヤしていた取り巻きたちが直立している。 現れたのは、なんと威風堂々とした金髪の若者だった。 「私はアルビオン王立空軍大将、本国艦隊司令長官だ。 もっとも、既にこの[イーグル]号しか存在せず、装わざるとも空賊と大差ない無力な艦隊だがね。 もっとわかりやすく表現するならば、アルビオン王国皇太子、ウェールズ・テューダーだ」 ルイズは口をあんぐりと開けた。 セッコは首を捻った。 ワルドは興味深そうに、皇太子を見つめた。 ウェールズは、笑みを浮かべると、ルイズたちに席を勧めた。 「アルビオン王国へようこそ。大使殿。さて、御用の向きをうかがおうか」 ルイズはいまだぽかんとしている。セッコは胡乱な目でウェールズを見た。 「なあ・・・おめえ本当に本物かあ?だってよお・・・」 今にもウェールズに掴みかかりそうなセッコを制して、ワルドが優雅に頭を下げた。 「アンリエッタ姫殿下より、密書を言付かって参りました」 「ふむ、姫殿下とな。きみは?」 「トリステイン王国魔法衛士隊、グリフォン隊隊長、ワルド子爵。 そしてこちらが姫殿下より大使の大任をおおせつかったラ・ヴァリエール嬢。そしてそこの男がその使い魔です」 「なるほど、して、その密書とやらは?」 ルイズが慌てて、胸のポケットからアンリエッタの手紙を取り出した。 しかし、ウェールズは手紙ではなくルイズの指輪を見つめている。 「あ、あの・・・どうなされました?」 「ラ・ヴァリエール嬢、その指輪はどこで手に入れたのかね?」 「これは、任務を受ける際に姫殿下から賜ったものです」 「やはりそうか!それはアンリエッタが嵌めていた[水のルビー]だな。そして・・・」 ウェールズは自分の手から指輪を外し、ルイズの手に近づけた。 「この指輪は、アルビオン王家に伝わる[風のルビー]だ。 水と風は、虹を作る。王家の間にかかる橋さ」 2つの宝石が共鳴し、虹色の光を振りまいた。 「すごい・・・」 ルイズが感嘆したように呟く。セッコとワルドも目を丸くした。 ウェールズは満足そうに微笑んだ。 「すまない、少し話が逸れてしまった。では密書を頂こうか」 ルイズが一礼し、手紙をウェールズに手渡した。 ウェールズは、しばらくの間手紙を恍惚とした表情で眺めていたが、花押に接吻し、開封すると真剣に読み始めた。 「姫は結婚するのか?あの、愛らしいアンリエッタが。私の可愛い・・・、従妹は」 ワルドとルイズが無言で頷いた。 ウェールズの表情が少し曇ったが、最後まで読み終えた時には、微笑みに変わっていた。 「了解した。姫は、あの手紙を返して欲しいとこの私に告げている。何より大切な、姫からもらった手紙だが、姫の望みは私の望みだ。そのようにしよう」 ルイズの顔が輝いた。 「しかしながら、今、手元にはない。ニューカッスルの城にあるんだ。 姫の手紙を、空賊船に連れてくるわけにはいかぬのでね。多少面倒だが、ニューカッスルまで足労願いたい。 ・・・そうそう、剣と杖を返さないとな」 ウェールズはそう言って笑い、甲板に出て行った。セッコたちもそれに続く。 「なあ、ルイズよお?」 「何かしら?」 「アンリエッタは手紙を回収しろつってたけどさ。」 「それがどうしたのよ、今から取りに行くんでしょう」 「受け取ったら、即焼き捨てた方がよくねえかな・・・」 「なんでわざわざ命令無視しなきゃいけないのよ」 「いや、ヤバい手紙なんだろ?どこにあったって爆弾じゃねえかあ?」 アンリエッタがどうなろうと知ったことじゃねえ。 だが、たかが手紙が原因で同盟破棄?戦争?冗談じゃねえ。 まだ死にたくねえつーの。 「馬鹿ね、トリステインなりゲルマニアなり、ちゃんとした城の中にあれば大丈夫よ」 「盗まれたらどうすんだよ。」 「まともに機能してる城にどうやって忍び込むのよ。[ディテクト・マジック]っていう魔法を探知する魔法だってあるわ」 「いやほら、オレとかヴェルダンデみたいに。」 「あ・・・」 「気づけよ。」 「ま、まあ取り戻して姫様に返す前にでも考えればいいわ、多分」 「ほんとかよ。」 ルイズとセッコが話していると、ワルドを伴ったウェールズがルイズの杖とデルフリンガーを持って戻ってきた。 ニューカッスル城まではまだかなりかかるらしい。 そういえば、今日はまだ何も食ってねえなあ。 セッコは、飴を女神の杵亭に忘れてきたことを後悔した。 To be continued…… 戻る< 目次 続く
https://w.atwiki.jp/jojoson/pages/1069.html
何も聞こえない 何も聞かせてくれない 僕の身体が昔より 大人になったからなのか テーブルに隠していた 初めて飼った白いネズミ いくつものジョークが ふたりの絆をつくった 思春期に少年から 大人に変わる 道を探していた 汚(けが)れに満ちた末 ニューヨーク ゴール目指し 押し寄せる馬の波に 回転の秘密教えてよ 壊れかけのJAIRO いつも戻ってた いつも6秒戻ってた 男の世界を見たら むしろ勇気が湧いてきた ジャイロは言い出した 僕にパクるなと言った 意外と難しい指 「そこ ちょっと 4・2・0」 追いかけたゴミ捨て場で 静まるシスターに 三度(みたび) やりやがった 性懲りないままに 遠ざかる故郷の空 帰れない父と兄 無限の回転見せようか 壊れかけのJAYRO 歌を歌っていた レラレラレラゾラゾラゾラ バンドを組むという夢 『チーズの歌』が導いた 途中期にサンドから サウンドに変わる 道を探していた できるわけがない 囲まれた逃げ場のない 押し寄せる音の波 黄金の回転教えろよ 壊れかけのJAYRO えげつない行為のとき ゲティス・バーグを背に 君を眺めていた 感心したフリで 『一週間』故郷の言語 かなりヤバいそのギャグに どこまで正気か教えてよ 壊れ かけの JAYRO メモ帳に溢れたギャグ 代えれない道連れに どこまで正気か教えてよ… 壊れ かけの JAYRO 原曲【徳永英明/壊れかけのRadio】 元動画URL【http //www.nicovideo.jp/watch/nm6424691】
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/3883.html
ゼロ使めちゃ好きだけどちょっと他のパックに比べると弱すぎる・・・エクストラとかでないかな。 -- (ルイズ) 2011-01-26 22 04 17 ↑せめてレベル3シップ回復が欲しいよな。 -- (メイド使い) 2011-01-27 00 28 25 スタンやってないから分からんが、【アンリエッタループ】はこれには入らないの? -- (名無しさん) 2011-01-28 13 53 53 ↑↑シップw ↑アンリループは小川をエンジンに使ったコンボデッキなので。まあ運さえ良ければ近い動きは出来るが成功率はほぼ皆無。 -- (名無しさん) 2011-01-28 16 16 11 タバサメインのデッキが組めないのかorz -- (名無しさん) 2011-04-17 01 19 24 モンモンとルイズ&アンリエッタでひたすらトップ確認→虚無orシエスタor惚れ薬、たまにサイトのCXシナジーで適当にダメージを与えつつ回復しつつ、微熱を集めて、Lv3になった瞬間に微熱キュルケ確殺ってやってる人がいた。たまたまかどうかは知らんが3連勝してた -- (名無しさん) 2011-04-17 21 19 13 パワーラインが低すぎる・・・結局、虚無orセラシエでキャラを拾う→倒されては出すの繰り返しorアンコールコストにする・・・ってところなのだろうかorz -- (姫様) 2011-07-18 14 41 02 まぁ4期決まったし、追加パックに期待だな -- (名無しさん) 2011-08-23 14 53 10 4期は総集編らしいから、エクストラ止まりかな・・・ -- (名無しさん) 2011-08-23 18 39 09 エクストラ正式に決定 現環境に食い込めるかどうか期待 -- (名無しさん) 2011-09-07 16 36 51 アンリエッタループを補強してくれるカードが出たら、トップメタになれるかな? -- (名無しさん) 2011-09-07 16 53 49 ゼロ使にエヴァの謎の施設の互換カードが出たら面白そう、パンプ無くす+条件厳しくしてLv1から使えるとか -- (名無しさん) 2011-09-08 14 38 58 ↑そもそもゼロ魔に複数枚トップコントールつけたらバランス崩壊じゃね。今はパワーライン低いんで問題ないが -- (名無しさん) 2012-02-16 10 48 47 こちらでいいのか分かりませんが、アニメゼロ魔F公式サイトでTDのカードが出てますよ(黄レベル0バニラと黄CX) ttp //www.zero-tsukaima.com/goods.html -- (名無しさん) 2012-03-20 22 38 27 今回のTDと混ぜてでタバサ&王女様(王族)くみました。 -- (atx) 2012-04-16 11 04 33 レベル3の一点回復が来たのは嬉しいが…色が緑だから青黄+赤デッキ使ってる俺としては入れづらい… -- (名無しさん) 2012-04-16 12 02 50 ↑ルイズのレベル3で回復持っててくれてれば十分だったんだが…出てくるかな -- (名無しさん) 2012-04-16 13 22 32 おそらくレベル3のキャラは二種類出てくると思うので、ルイズのレベル3の回復持ちも出てくると思いますよ。 -- (名無しさん) 2012-04-16 13 31 17 「ルイズ」パンプの次女カトレアとかあるから使いやすいと思った俺は異端でしょうか -- (名無しさん) 2012-04-16 21 15 01 ついにレベル3のルイズが来たか。しかも、レベル応援ルイズとレベル1のバニラルイズをレベル置き場に置くだけで早だし出来るとか強すぎでしょ。しかも経験対象がレベル応援とバニラだからデッキ圧迫することはない。これで現環境でもまともに戦っていけると思う(長文失礼) -- (名無しさん) 2012-04-18 11 17 23 まぁティファニアとアンチシナジー発生なんだけどな。早だし10000は強い。 -- (名無しさん) 2012-04-18 16 56 50 ↑↑は、既にレベル3ルイズがいるというツッコミをしてほしいのか? -- (名無しさん) 2012-04-18 16 58 08 キタコレ 回復あるかつレベル応援も出た 釘宮サインご馳走様です これでアンリに任せることはなくなった -- (名無しさん) 2012-04-18 17 08 24 ↑4 強すぎってことはないだろ。4積みずつでも置けない場合はあるし、他の経験と違ってLv2までに成功しないと無駄だし。ベルペオルとかみたいな効果のサポートは欲しい。無論、美希みたいにバウンスに強い早出しってのは優秀だけど。 -- (名無しさん) 2012-04-19 20 48 09 相思相愛のシナジーの効果のサイトよぶのって強制かな? -- (名無しさん) 2012-04-26 15 41 37 ↑強制 -- (名無しさん) 2012-04-26 16 06 12 ↑3000バンプだけでも平気だと思うけど -- (名無しさん) 2012-05-11 12 49 44 ↑「〜してよい」じゃないので強制。ただし「そうしたら」じゃないので思い出にサイトが無くても3000パンプは発動 -- (名無しさん) 2012-05-11 17 18 49 ↑そういうことを言いたかった -- (名無しさん) 2012-05-11 18 23 41 思い出から特殊召喚は強いな~ -- (名無しさん) 2012-05-11 21 45 54 とりあえず2箱買ってくるかな -- (名無しさん) 2012-05-11 21 46 27 レベル0がまだもの足りない気がするな エクストラは4欲しいと思うんだが -- (名無しさん) 2012-05-12 08 07 54 とりあえず10買ったが赤黄緑でまとまった。構築はエクストラのカードでほぼ解決した。 -- (名無しさん) 2012-05-13 22 08 19 黄と緑は噛み合わないから黄赤か緑赤(タッチ青も可)がいいんじゃないか? -- (名無しさん) 2012-05-13 22 49 53 レベ3を相思相愛とティファニアにすればOK。 -- (名無しさん) 2012-05-14 07 52 34 ↑多分1レベ帯の心配してるんだろうけど、後ろに恋のライバルと虚無ルイズ並べたりルクシャナで早出しすれば? -- (名無しさん) 2012-05-14 20 44 58 レベ1は優しい友達ティファニアとルクシャナと笑顔の別れルイズとルクシャナ&モンモランシーにしてる。俺は虚無ルイズは不採用になった。 -- (名無しさん) 2012-05-16 09 49 11 赤緑でレベル0の集中たくさん入れたはいいがなかなかうまくいかないな、回ると面白いと思うけど。赤黄でガンダールヴサイト+黄色伝説の使い魔入れたりもして2種早出し狙うほうが安定しそうね。 -- (名無しさん) 2012-05-17 03 10 42 やっとデッキ完成したけどやっぱ赤黄(t緑)が一番安定した。早出し両方採用型が一番強いかな。0帯は魔法サーチティファとかで経験早出しの足りない方をサーチしつつ、強い絆で1/0を出したり0/0バニラルイズ、0コス相打ちルイズ、アクレイアの聖女ルイズ辺りと次女カトレアで固めて行くのが安定した。 -- (名無しさん) 2012-05-21 21 31 00 ↑続き、1帯は0帯で作った場を維持しつつ1/17000ルイズを展開して2帯はレベル応援4、チェンジ元3、人質救出1、ディスペル発動2でいい感じ。3レベは普通に相思相愛4貴族の勤め3の7枚。ちなみに集中はセラシエ2、強い絆2、ルイズの守り手サイト2、人質救出1、ディスペル発動2の9枚。 -- (名無しさん) 2012-05-21 21 37 41 チェンジを採用したり、回収は扉や人質救出がある分虚無ルイよりもセラシエを優先したけどサイトパンプが地味に役立つ。強い絆入れてるのは、デッキクラッシュ枚数多い、0帯で1/0を立たせられると場を優位にできる。って理由で入れてる。ちなみにCXは扉7ショット1 -- (名無しさん) 2012-05-21 21 41 43 自分はガンダールブサイトを4枚採用したいのだけど、1枚しか所持してないw・・・ -- (名無しさん) 2012-05-23 00 04 29 ↑4 次女カトレアっているの? ルイズ500パンプだから? -- (名無しさん) 2012-05-23 18 05 25 ↑やっぱ序〜終盤までルイズはメインになるし、0帯でバニラルイズやアクレイアをネームパンプ出来るのは意外と大きい。もう一つはセラシエを採用してるから次女カトレアの穴になるサイトをカバー出来るってのもある。地味に虚無スタンドもありがたい。まあ、あまり使わないのは事実だが。1番の理由は3レベルイズを早出し後にレベル応援含めて2列を12000ラインに出来るのが評価に値すると思うかな。 -- (名無しさん) 2012-05-23 18 22 21 相手ターン限定とはいえパンプ値の大きい長女エレオノールのほうがいいような気もする -- (名無しさん) 2012-05-28 02 26 08 ↑その辺は好みじゃない?俺は自ターンに相手を突破したいからカトレアにしてる。2以降はディスペル発動入れてるから500くらいの差なら変わらないという持論。 -- (名無しさん) 2012-05-28 14 38 17 イルククゥでもいいな。まあ結局は好みの問題か -- (名無しさん) 2012-05-29 03 27 19 惚れ薬入れないと3レベやる事ないわ ルイズみんな2レベで出るし -- (名無しさん) 2012-06-23 00 00 46 ↑レベル3は圧殺とかして回復しまくるのが強い そのための無意識なのに 惚れ薬は好みの人以外いれないからな -- (名無しさん) 2012-06-23 07 12 31 ↑2・そもそも今のゼロ魔の本番はレベル2だろ。3レベルイズを展開していかにレベル3になるのを遅らせるかが勝負。青自体あまり入らないし、動きが地味だから確かに爆発力とか重視する人は好まないかもね〜 -- (名無しさん) 2012-06-23 14 24 45 赤緑が強かった、6点確定とかひどすぎる。 -- (名無しさん) 2012-10-11 02 08 12 確定ダメってメデューサの眼鏡とフルネームキュルケあたりか? -- (名無しさん) 2012-10-14 23 53 16 トップ規制ないなら人質救出作戦くらいは返してほしかったわw -- (名無しさん) 2013-02-01 11 11 19 ↑人質が帰ってくると無意識のデッキとか手札が安定しすぎるからなぁ 。 -- (名無しさん) 2013-03-01 01 01 02 ↑2そんなことしたらそれこそハルヒに色褪せ返ってくるぞw -- (名無しさん) 2013-03-17 09 35 29 集中多めに入れて選抜を擬似リフ,CXシナジーで思い出のサイト持ってきてレベル3はテファと惚れ薬で耐久っていけるかな? -- (名無しさん) 2013-08-06 22 20 33 ↑選抜かかる前にそんな構築にしてましたけど、結構いけましたよ?3レべなれば常時11500作れましたし -- (名無しさん) 2013-08-07 02 10 41 救出作戦かえってきたなw -- (名無しさん) 2013-08-15 20 50 27 あれ?ゼロ魔強くね? -- (名無しさん) 2013-08-15 23 38 13 5つ上のコメが未来予知w -- (名無しさん) 2013-08-16 23 42 13 本当だwでも帰ってきたのはうれしいな。パーツは残してたし無意識選抜で考えよ -- (名無しさん) 2013-08-17 00 39 28 うーん...帰ってきて嬉しいけど、いざ入れるとなるとどこと変えようか迷ってしまうw -- (名無しさん) 2013-09-02 02 48 42 ゼロ魔頑張ってるなwww -- (名無しさん) 2013-11-26 04 23 02 早だしルイズ -- (名無しさん) 2013-11-27 01 30 55 ↑ のデッキが多くてびっくりしたw -- (名無しさん) 2013-11-27 01 32 15 ワルドの裏切り採用してるけど優秀だよメガネつかってワルドの裏切りとキュルケで盛って裏切りでダイレ枠作れば助太刀での山削り出来なくすれば確殺できる -- (名無しさん) 2013-12-03 07 16 50 1/0 5500バニラルイズが欲しい -- (名無しさん) 2013-12-09 01 17 09 ↑使用者の誰もが思ってる -- (名無しさん) 2013-12-10 12 00 30 まあそうだよね…レシピ見ててキュルケ タバサ採用多くて思った。もう少しレベル1強ければなと -- (名無しさん) 2013-12-13 01 27 59 選抜無意識の力で赤緑の虚無デッキを作ろうと思ってるんだけど後列って途切れぬ想いと揺るぎない信頼どっちを採用すべき? -- (名無しさん) 2014-01-13 21 22 41 サイトかな、色的にも シナジーで出すのはけっこう大変だけど出せればなかなか テファシエも上がるしな -- (名無しさん) 2014-01-14 00 10 24 ↑アドバイスありがとうございます。とりあえずサイトで作って回してみます -- (名無しさん) 2014-01-14 21 58 01 ゼロ魔も復刻スリーブやって欲しかったな・・・ -- (名無しさん) 2014-05-10 23 48 38 制限解除で、ゼロ魔の時代来るなwww -- (名無しさん) 2014-12-23 00 22 07 艦これにメタられることに変わりはないからそれは無理だ -- (名無しさん) 2014-12-23 04 08 19 制限解除って要は制限しなくても問題ないという判断なわけだし -- (名無しさん) 2014-12-28 23 56 53 クロックアンコール型のデッキ相手は厳しかった -- (名無しさん) 2015-12-15 15 56 11
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/578.html
爆炎の使い魔-1 爆炎の使い魔-2 爆炎の使い魔-3 爆炎の使い魔-4 爆炎の使い魔-5 爆炎の使い魔 番外編~平行世界では~
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1510.html
「永遠の使い魔」 ○月×日 今日は待ちに待ったコントラクト・サーヴァントの儀式の日、 今日こそ魔法を成功させて私をゼロと呼ぶ奴らを見返してやろうと『思っていた』 『思っていた』という言葉の通り私の召還魔法は失敗した。 正しく言うと成功したのだけど召還したのは平民、それも変な格好をした訳の解らない奴だった… しかも変な格好だけならともかくとして私が…その…契約の為の…キ…キスを(ああもうなんであんな奴にしなければならなかったのよ!) しようとした時何かブツブツ言ってた、ハッキリ言って気持ち悪いし気味が悪かった、それに顔は無表情で何を考えてるかよく解らない。 でも見た目と言葉はともかくとして私が『使い魔になりなさい』と言った時にアイツはすぐに使い魔になることを了承した。 意外と根はまともなのかもしれない、きちんと敬語を使っていたし『洗濯も掃除もどんな雑用も、何でもやります、それに必ず貴女を護ってみせる』 なんて嬉しい事を言ってくれたし…(別に喜んでるわけじゃない、使い魔なら当然の事よ!!) アイツには床で寝させようと思ってたけど忠実な所に免じて学院の余ってるベッドを部屋に運んで(使い魔がやってくれた、結構力持ちみたいだ) そこで寝るように言ったら目を白黒していたけどすぐに喜んで礼を言った。 『必ず…今度こそ護って見せる』なんて訳のわからない事呟いてた、今度って何よ?やっぱり訳が解らない使い魔だ… ○月△日 アイツは結構…いやかなり忠実な使い魔だ。 昨日命令しておいた洗濯は完璧にこなしていたし、着替えも文句言わずにやったし、それに自分から掃除を進んでやってくれた。 かなり雑用はやり慣れてるみたいで、どこかで使用人でもやっていたのか?と聞いたけど違うと言っていた。 ご褒美にメイドに頼んで人間用の食事を用意させてそれを食べさせた(本当は別の物を食べさせようとしたのは内緒だ) アイツは嬉しそうに(と言っても顔は無表情だったが)礼を何度も言った、実に忠実な使い魔だ。 しかも忠実なだけじゃない、頭も良いのだ! 只の平民と思っていたが、魔法の属性といった基礎知識やそれぞれの役割、得意不得意についてそこらのメイジ並み、いや私以上に理解してたのだ。 実はメイジなんじゃないのか?と言ったが違うといっていた、まあ使い魔が賢ければ賢いに越した事はないので良しと思う事にした。 それに優しい使い魔だ… 私がちょっと錬金を失敗させたせいで教室が壊れてその罰として掃除を命じられたのだが、アイツは命令もしていないのに掃除を手伝ってくれた。 それを私は喜ぶべきだったろう…だけどその時私は無性に惨めな気持ちになった。 こんなに忠実で賢い使い魔に対して私は「ゼロ」…思わず八つ当たりしてしまった、でもアイツはこう言ってくれたのだ。 『失敗があってもそれをいつか乗り越えていけば良いんです、私はそれを手助けするための存在ですから。 それに貴女はゼロなんかじゃありませんし、きっと立派なメイジになれます。 貴女は私を絶望から救ってくれた、希望を与えてくれた、かならずその恩を返して見せます。』 嬉しかった…あんなに優しい事を言われたのは生まれて初めてだったからだ… 私が失敗するたびに皆私を蔑む、見下す。家族だってどこか哀れんでいる様な気がしていた。私に味方なんていなかった。 でもあいつは私の味方でいてくれると言ってくれた。 私はきっとアイツの気持ちに応えてみせる。 でも『地獄から救った』というのはどういう意味だろう?私が召還する前の環境はそんなに酷い場所だったのだろうか? ○月◇日 今日は事件が起きた。 起こした原因はギーシュと私自身、それと私の使い魔。 食堂でアイツと昼食を取っていた時ギーシュが小瓶を落とした。 親切にも私がそれを拾って渡してやったがギーシュは『自分の物じゃない』と言い張った、こいつ頭脳がマヌケになったのか? と思ったが『理由』があったようだ、何故解ったかというと私の目の前でその『理由』があっという間にギーシュをフルボッコにしたからだ。 何でも二股してたらしい、やっぱり頭脳はマヌケの様だ。 でも事件はそれで終わらなかった、マヌケは私に文句を付けて来たのだ。 『少しは気を利かせろ』だの『ちょっと話を合わせてくれたっていいだろ』とか実にマヌケらしい事を言ってた。 それだけならまだしもあいつは逆切れしてこう言おうとした。 『そういえば君は「ゼロ」だったね?そんな魔法だけでなく脳味噌も「ゼロ」の君にそんな事期待した僕が…』 マヌケがその続きを言おうとした瞬間アイツが助けてくれた。 あっという間の出来事だった、いきなりマヌケの顔を殴ったかと思うと、 『彼女に「ゼロ」などと言う者は許しはしない』とさらに続けてこう言った、『決闘を申し込む』マヌケは一人じゃなくて二人だった… 私が止めようとしたがアイツはそれを聞かずに『ギーシュ如きに負けはしない』なんて事を言ったのだ… 無論ギーシュはブチ切れて『ヴェストリの広場で待つ!!!!』と言い残して、去っていった。 アイツも直ぐに広場に向かった…どうしよう…このままじゃ…なーんて杞憂も決闘が始まって一瞬で消えた、決闘も一瞬で終わった。 ギーシュが青銅で錬成した「ワルキューレ」を出し決闘を始める宣言をする。 その次の瞬間にアイツがあっという間にギーシュの目の前に現れ、薔薇を模した杖を折って決闘を終わらせた。 凄い速さだった、本当に見えないくらいの速さだった。 アイツは賢くて忠実で優しいだけじゃない。とっても強い最高の使い魔。私の大切な使い魔… ○月◎日 今日は虚無の日、アイツに何か武器を買ってやろうと思った。(別に昨日や一昨日の事を嬉しく思ったからじゃないわよ!!単にいくら力が強くても丸腰だったら危ないからよ!!) でもツェルスプトー(コイツは私の天敵でいつもつっかかって来る!書き忘れていたが一昨日も使い魔を自慢してきたのだ!何がサラマンダーよ!!!こっちは平民でも世界で一番の使い魔よ!!!!) とその友達のタバサ(この子はキュルケと違って静かでおとなしい子、よく解んない所があるけどね…)が 私達の買い物に着いて来たのが気に入らなかった。(タバサは無理やり連れて来られたみたいだからそんなに腹は立たなかったけど) せっかく二人っきり…じゃなくて!とにかく鬱陶しいのよ!色情狂のエロスプトーめ!! 街の武器屋に着くとアイツは直ぐに変な武器を取りそれを買ってくれと言った、折角『もっと良い武器を買ってやる』と言ったのにアイツは、 『この剣に似た剣を使ったことがあります、だから慣れてて丁度良いんです』と言っていたのでその剣を買ってやる事にした。 インテリジェンスソード、しかもボロボロで口の悪い剣なんかに似た剣なんて…アイツはちょっと武器の趣味が悪いのかもしれない… でも散々口喧しかったボロ剣、「デルフ」はアイツが持った時に「使い手」だのなんだの言って結局素直に買われた。 そういえば武器屋の店主が最近「土くれのフーケ」という怪盗が国中を騒がせていると言ったが、その話を聞いた時アイツが険しい顔をしていた。いったいどうしたのだろうか? それよりもあのスケベプトーめ!!何しに付いて来たかと思ったら私の使い魔にアプローチする為に付いて来たのだ!! 『決闘での強さに惚れた』ですって!?冗談じゃない!私の方が先に…じゃなくて!!あれは私の使い魔よ!!誰にも渡すもんですか!!!絶対によ!!!! 別にアイツの事なんか好きでもなんでもないわよ!?単にあんなエロ女にアイツが騙されるのを哀れに思っただけよ!! あのビッチプトーめ…武器屋で私が買おうとした一番高い剣を買ってアイツにプレゼントしようとしたのだ!! まあアイツは『そんな鈍らなんか必要ない』って断ったんだけどね。でも見ただけであの剣が鈍らなんて解るなんて… きっと魔法だけでなく剣の事も詳しいのね。 ○月☆日 今日事件が起きた、それも大事件、決闘なんて比べられないほどの。 最近国中を騒がせている「土くれのフーケ」がこの学院に来たのだ! 巨大なゴーレムがいきなり現れて塔を殴り始め大騒ぎ、何でも学院の宝である「破壊の杖」を狙っていたそうだ。 私はフーケを捕まえる為にゴーレムを魔法で攻撃した、丁度その時にキュルケとタバサが居て私を止めようとしたけど私はそれを無視した。 本当に馬鹿だったと思うわ…二人は私を心配してくれてたのに… でもあの時はそんな事考えられなかった。きっとフーケを捕まえたら立派なメイジとして皆に認められると思ったから… でもゴーレムは何度も再生して倒す事が出来ず私を邪魔者と認識したのか私に向かってその巨大な腕で攻撃してきた。 あの時は本当に死ぬかと思ったわ。 でもアイツが助けてくれた、あっという間の速さでデルフを使いゴーレムの腕を切って、そして決闘の時のように一瞬でゴーレムに飛び乗ってフーケを捕まえちゃったのよ!! アイツの早業にも驚いたけどフーケの正体がミス・ロングビルだったのにはもっと驚いたわ!! (後でオスマンのエロ爺が『セクハラしても怒らなかった、自分に惚れてると思った』などとふざけた理由でロングビルを雇った事を聞いたときには驚きを通り越し呆れたが…) それでも今日一番驚いたのはアイツが私を怒った事、アイツが私を怒るなんて初めての事だった。 でもアイツは本気で私の事を心配してくれた、それにキュルケやタバサも私の事を心配してくれた。 私の事を心配してくれるのはアイツだけじゃない…それがとっても嬉しかったわ… ◆月★日 日記を書くのも久しぶりね…あれから色んなことがあったから… あれからアンリエッタ姫様に頼まれてワルドとアルビオンにウェールズ様に送った手紙を取りに行く任務を任せられたのよ(何故かギーシュも着いて来た)。 その途中で盗賊に襲われてピンチになった時偶然私と姫様の話を聞いてたらしいキュルケとタバサが助けてくれて。 思えばあの時から、私は彼女たちの事を「友達」と思っていた、友情は今も、そしてこれからもずっと続くと思う。 (もっともあの頃は素直になれなくて何度か喧嘩してけど、それも今となっては良い思い出ね) ラ・ロシェールでは捕まった筈のフーケが白い仮面の男と一緒に襲ってきてキュルケ達が囮になってくれたのよ。 目的地のアルビオンに向かう途中の船で海賊に襲われたと思ったらその海賊達が変装したウェールズ様達だったのよね。 それからアルビオンではワルドが急に結婚式を挙げようとして(正直性急ってレベルじゃないわよって思ったわ) 結婚を断ったら急に自分の目的とか明かしてウェールズ様と私を亡き者にしようとして危うく殺されるとこだったわ。 まあアイツが私たちを護ってくれたんだけどね。 その後私が虚無の使い手だって解ったり、レコン・キスタと戦ったり、タバサのお母様を助けたり、 本当に色々あったわ…でもいつだってアイツは私の傍に居て、どんな時も護ってくれた。 貴方は強くて、賢くて、優しくて、私の…私の大好きな使い魔よ… 本当にいつもありがとうね、ディアボロ…私の一番大切な人。 これからもずっと一緒に居てね… 「永遠の使い魔」完 永遠の使い魔―プロローグ― 『私は…私は…いったい何度死ぬのだろうか?次はどこから死が襲ってくるのだろうか?』 そう思っていた、完全に絶望していた。 あの少女に出会うまでは… 最初にあの少女に出会ったとき訳が解らなかった。 いきなり『使い魔になれ』だの、『平民なんて最悪だ』だの『メイジ』や『二つある月』だの訳が解らなかった。 唯一つ暫く時間が経って解った事は、『死が襲ってこない事』だけであった。 始めはいつもより時間が掛かって死ぬだけだと思っていたが何時間も経っても、一日が過ぎても結局死が訪れなかった。 この目の前に居る『ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール』という名の少女は私を無限の地獄から救ってくれたのだ。 私は嬉しかった、苦しみから解放されたことに。 そして私は決意した、あの地獄から救ってくれたこの主人を護ろうと。 彼女は私に雑用を命じた、初めての事に戸惑いながらも少しずつこなしていった。 彼女の恩に報いる為に、自分を救ってくれた主人に幸せに成ってもらうために… だがその決意も虚しく彼女を護る事が出来なかった。 殺されてしまったのだ…『土くれのフーケ』と名乗る怪盗をルイズが捕らえようと戦いを挑み、返り討ちに遭ったのだ… あっけなかった…キング・クリムゾンでも間に合わなかった… そして次の瞬間私は当たり前のように自分の首をキング・クリムゾンで切っていた。 『恩人を護れなかった自分は死がお似合いだ』そう考えたのだろうか?何にせよ、私は死を選んだ。 そして私は久しぶりにあの暗く、どこまでも深く、絶望的な死の闇に飲まれた。 だが私は目を覚ました、私はまたあの『地獄』が始まるのだろう、 そう思いながら次に目を覚ました瞬間信じられない光景を見たのだ!!!! ルイズが居るではないか!?死んだはずのルイズが生き返っているではないか!! あの光景は悪い夢だったのか?そう思って喜び彼女に話しかけたその時、彼女は信じられない言葉を口にした。 『あんた、私の事知ってるの?』 彼女は私の事など「知らなかった」それも当然だ。 戻っていたのだ、あの日に。 ルイズに絶望から救ってもらったあの日に… これは奇跡か?悪夢か?そう考えた時ふっとある事を思い出した、私を地獄に堕とした『奴』の言う「終わりのない終わり」の事を… 何故そんな事を考えたのかは解らない、だが一つだけ解った事がある。 私はまた『護ることが出来る』のだ、と… あれから何度も戻った、彼女が殺されるのみならず事故や病気でも、彼女が死ぬ度に私は自ら命を絶ち時を戻したのだ。 いったい何度死ぬのだろう?いったい何度目で彼女を最後まで護り通す事が出来るのだろう? だが何度死のうと私は護ってみせる、今度こそ最後まで護ってみせる。 そして私は今も自ら命を絶つ、今度こそ護り抜く為に。 彼女は私の主人なのだから、私は彼女の使い魔なのだから… 『我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ』 『…今度こそ…護ってみせる…』 プロローグ 「終わりのない使い魔」 完